トレチノインの使用と効果的な利用法

トレチノインって?

トレチノインとは、ビタミンAの誘導体で生理活性はビタミンAの約100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本来そのものであります。

 

このトレチノイン酸はだれでも血液中にごく微量流れているもので、アレルギー反応を起こす事はありません。

 

トレチノインはシミ、シワ、ニキビの治療薬としてFDAに認可されており、多くの患者さんに皮膚の若返り治療薬として使用されています。

 

化粧品会社からシワ治療に効果があるとされているレチノールやレチニールエステル配合のクリームが1〜2万円で販売されていますが、これは外用ではトレチノインの100分の1の生理作用しかないため、実際には臨床効果はなく単なる保湿クリームに過ぎないものといえますね^^;


知っておきたいトレチノインの副作用

表皮の細胞分裂を促進し、皮膚の再生を促します。
皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑えます。

 

この治療をはじめてから、通常、1日は何事も起こりません。
ところが、

2、3日ほど経つと、 塗ったところとその周辺の皮膚がポロポロとむけ、赤くなってきます。
顔を洗うときも、ヒリヒリすることがあります。

 

この反応は、トレチノイン治療には必ず伴う反応です。
また、

本治療を中止すれば、徐々に回復します。
皮は無理にむかず、自然には がれるのを待ってください。

このように皮膚がむけ始めましたら、次のことに注意しましょう。

 

1)保湿ケア
トレチノイン治療中は、皮膚の角質層がはがれますので、皮膚のバリアー機能や水分保持機能がなくなっています。

治療部位では水分がどんどん蒸発して、皮膚が乾いて突っ張ったりします。
また、

バリアー機能がないため、いろんな刺激や外敵から皮膚を守るために皮膚を保護する必要があります。
適切なスキンケアを行ってください。

 

2)紫外線のケア
トレチノイン使用中は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。

従って、紫外線のケアが悪いと かえってしみを呼ぶことになってしまいます。
適切な紫外線ケアを使用しましょう。

刺激の少ないサンスクリーン(紫外線吸収剤が入っていない製品)や遮光用ファンデーションなどを使用します。
特に汗をかく季節には紫外線ケアがおろそかになりますので、日中は頻繁に気を配るようにして下さい。

 

真皮でもコラーゲンの生成を促し、長期的には皮膚のたるみや小ジワを改善します。
表皮内でヒアルロン酸などの粘液生物質の分泌を高め、皮膚をみずみずしく保ちます。